マンションが一番利用される用途は「住まい」ですが、形態によって様々な用途が考えられます。その利用の内容を考えてみましょう。何に利用するかでマンションを選びます。使う人によって、あるいはマンションの立地条件によって、また、スペースの広さによって「良いマンション」の条件は違ってくるでしょう。リゾート地だったらマンションが別荘にもなりますし、季節的に必要なときだけ必要なレジャーのために借りるのであれば、短い間の仮住まい(ホテル)にもなります。
マンションがどのような形態でクライアントの用途と希望を満たすか・・様々な場合の使い勝手のよさを考え、マンションという建物の可能性を、「住まい」以外の方向へイメージしてみましょう。イメージのバリエーションの広がりが単調になりがちな毎日の生活を豊かにしてくれます。そして用途の深さも探ってみましょう。住まいとして考えない…この場合は「少し贅沢に楽しみを満喫する」がキーポイントです。どのような時代にも豊かさが人間を幸福にしてくれるのです。「贅沢は敵」では決してありませんね。
マンションの空間が私たちをより幸福にしてくれる…その空間を彩る用途とは何でしょう。それは「ライフ」だけれど、決して「生活」ではありません。生きている時間を満喫する楽しい空間でなければなりません。住まいとして使うのではない「ちょっぴり贅沢気分のマンション利用法」を考えてみましょう。その時間はあなたが作るものです。しかも生活感がなくても良いのです。
マンションが生活とかけ離れた、ひとつの時間を与えてくれる空間であることに価値があります。色彩をつける役割は利用する人々です。マンションが同じスペースを人々に提供しても、使う人の用途によって彩りは変わります。個性のあるマンションという1棟をさまざまな用途という色彩で彩りましょう。
マンションを利用する人々の年齢にもより、その色は変わってきます。コストの出資者は誰であれ、若い人がマンションを利用する場合もあります。もう仕事をリタイアして趣味に生きようとする初老の場合もあります、家族単位で無くても、そこに目的や気持ちを同じくする人々が集まれば、楽しい幸せな空間が生まれないわけがありません。